妊娠中に玄米を食べている人へ、ちょっと待った!危険ですよ

玄米食は赤ちゃんが貧血になります

健康のためにと妊娠中にもかかわらず、玄米を食べ続けていた母親から生まれてきた赤ちゃんがものすごい貧血で重症だったケースがあったようです。

 

原因は、栄養不足です。

 

健康に興味がある人は、玄米が体に良いという情報を何度も耳にしていると思います。

ただ、妻に健康な赤ちゃんを生んでもらった私にとっては、玄米食には否定的です。

 

その理由は?

 

玄米に含まれているフィチン酸という物質が、他の栄養素とくっつき、一緒になって体外に排出してしまうからです。つまり、玄米のせいで、母子に必要な栄養が取りにくくってしまうのです。

 

ただ、

フィチン酸にも良い点はあって、発がん性物質や、重金属などの体に悪い物質にもくっついて体外に出してくれるため、不摂生な生活を続けていて体がボロボロの人にとっては、最後の救世主として玄米食に切り替えるのもよいのかなと思えます。妊娠中は、つわり といって、体内の悪いものを外に出してくれる自然現象が人間には備わっています。玄米に頼らなくても、悪い物質は排出されるのです。

 

妊娠中は、リスクの低い、白米をメインに摂取しておいたほうが総合的に判断して無難なのです。

 

 

健康維持目的ならば、玄米はやめておけ!

 

もしもあなたが、病気持ちでないならば、あえて玄米食を食べる必要はないです。元気なうちは体に悪い物を食べても嘔吐や下痢をしたり、肝臓や腎臓の「解毒力」も十分あります、

健康のためにと始めた玄米食のせいで、肉や魚、野菜などの栄養を体外に排出してしまうデメリットはとうてい無視できません。

健康維持が目的ならば、玄米食に頼ることなく、やるべきことがもっと他にたくさんあります。

 

つまり、健康維持のために玄米食を選択することは、優先順位が低すぎるのです。

 

白米のほうがおいしい

 

私は、人生で何度か玄米を食べたことがありますが、正直おいしく感じませんでした。体には良さそうという先入観がありましたので、全部食べましたが、白米のほうが断然おいしいです。

白米は、精米はされているものの自然な食品です。化学調味料なしでも、素直においしいと感じられます。おいしいと感じれば脳も喜んで、良いホルモンを出してくれます。おいしくないものを無理やり食べ続けて不快な思いをするくらいなら、白米のほうが精神的にも肉体的にも優れています。

 

 

玄米食は病気になってから検討する

 

では、どんな時に玄米食が必要なのか?、

 

それは、
病気がちで体内に毒が溜まりすぎたとか、60歳以上でガンと宣告されたとか、体内が毒素が充満している場合ですね。

体調が悪くなる人、とくにまだまだ若い40代で体調を崩す人は、すでに30代のころから何かしら体に悪いことをしています。ジャンクフードを食べたり、深夜にラーメン食べたり、化学調味料を摂取しすぎたり・・・・そういった悪い食習慣をやめることのほうが健康維持には効果抜群です。病気になったことをきっかけに、週1回とか月1回とか不定期に玄米食を検討することは必要かもしれません。

 

女性が妊娠することは、病気ではありません。病気じゃないのですから、玄米を必要以上に食べる必要はないです。

 

 

母乳育児をする予定なら、なおさら玄米は避ける

 

出産後、赤ちゃんは母親の母乳を飲んで成長していきます。母乳の成分は血液です。血液は母親が食べたもので成分が変わっていきます。

アルコールやカフェインを大量に飲むと、赤ちゃんが中毒になるケースもあるくらい、母親が口にするものを気をつけないといけません。

気をつけるといっても、健康に良さそうな玄米を食べたりする必要などなく、むしろ、体に悪そうなものを避けるほうが母乳には良いのです。

酒、たばこ、玄米、ジャンクフード、甘いもの、など減らす努力をしていきましょう。

 

体に良いものを一生懸命食べようと思うことが母親の愛情のようにも思えますが、それよりも、悪いものを食べない努力をすることで、結果的に赤ちゃんのためになるのです。

 

※玄米食にはメリットもあります。私は玄米食を完全に否定しているのではなくて、妊娠中にあえて積極的に玄米を食べるメリットが無いと考えています。

 

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