歯を磨いているのに虫歯になってしまった人へ!!基礎編

いつまでも健康でワハハな人生を送るためには、歯の健康は重要度が高いです。なるべく自分の歯を残し、しっかり噛むことで脳への刺激が伝わりアルツハイマーや認知症になることを防ぐこともできます。歯を失うことは健康維持にとって相当のハンディとなるのです。

 

歯を磨いているのに虫歯になってしまった人は、
残念なことですが、「虫歯にならずに済んだ」可能性が高いです。

 

虫歯になってしまう人の多くは、無知!!!!なんです。
おそらく、虫歯になるメカニズムも詳しく知らないことのほうが多いと思います。

 

そもそも、歯磨きをする目的は何でしょうか?

 

歯磨きすることが好きな人ってあまりいないと思います。子供の頃に親から磨きなさいと命令されて仕方なくしていた人が多いでしょう。そして、虫歯を経験し歯医者で削られ痛い思いをするなどして歯磨きすることの大切さを痛感させられるのですが、ただ磨けばいいってわけではないことに早く気が付かないと、磨いても磨いても虫歯になってしまいます。

 

歯磨きする目的は、食べかすを取るためではなくて、歯垢を取ることです。

 

どうして歯垢を取らないといけないかと言いますと、歯垢にはミュータンス菌など虫歯の原因になる悪い菌が数億引きもウジャウジャ住み着いているからです。

これらのバイ菌が付いている歯垢を取ることで虫歯を防ぐことが可能となるのです。

ですから、いくら毎日歯磨きをしても、歯垢が取れなければ歯磨き本来の目的が果たせないのです。

 

99%の人は歯磨きしたあとにも歯垢が付いている

多くの人は、せっかく歯を磨いても歯垢除去率は低いのです。歯磨き粉をたっぷり付けて口の中が爽快になった気はしますが肝心の歯垢はほとんど取れていません。

 

歯垢が取れない理由は?

 

歯の表面はゴシゴシ磨くのに、目に見えない歯と歯の間や奥歯、歯の裏はどうしても歯ブラシの毛先が入らず、入ったとしてもしつこい歯垢を剥ぎ取ることが出来ず日々歯垢がたまっていきます。

虫歯の発生箇所のほとんどが歯の表面ではなく歯と歯の間と言われていますから、いかに磨けてないかが理解できるかと思います。

 

歯垢染色液でチェックしてごらん

 

自分はしっかり磨けてると思っていても、それは思い込みに過ぎません。試しに歯石染色液を使ってみると良いです。本当に真っ赤っ赤に染まりますから・・・いかに磨けてないかを実感できる羽目になります。

歯と歯の間は、歯ブラシでは限界がありますので、デンタルフロスを使う必要があります。

今まで歯ブラシだけで満足していた人は、急いでフロスを購入しましょう。50mで600円位で買えますから。

 

磨き方が悪い?

歯ブラシをゴシゴシ大きく動かしながら歯ブラシをしている人がいるかと思いますが、そんな大胆な磨き方をしても歯垢は落ちません。

数ミリの幅で小刻みに動かしながらブラッシングをするのがコツです。しかも強く歯に当てると毛先が折れてしまい、これまた歯垢はとれません。

優しく小刻みにブラッシングすることが必須なのです。

 

結局、磨けてなかったんです。

残念ながら、毎日歯磨きしているのに虫歯になってしまった人は、きちんとした歯磨きができていなかったのです。

まずは、きちんと磨くこと!これを徹底しないと他の対策をしても虫歯になりやすくなってしまいます。

 

歯並びが悪い人は要注意!

八重歯があったり、歯が凸凹している人は、通常の歯ブラシではほとんど磨けていません。

生えかけの親知らずがある場合は奥歯が非常に磨きづらくなります。

そんな場合は、ワンタフトブラシを使う必要があります。もちろん歯並びが良い人もワンタフトブラシを使うことで効率よく歯垢を落とすことができるようになります。

 

まとめ

 

歯ブラシの目的は歯垢を取ることである。歯垢が取れない歯磨きはしていないのと同じこと。

歯ブラシは軽く歯に当てて小刻みに揺らす

歯と歯の間は歯ブラシでは歯垢が取れないのでデンタルフロスを使用する

ワンタフトブラシも積極的に併用する

歯垢染色液でいかに歯垢が落ちていないかを実感すること

とにかく、夜寝る前は必ず歯磨きをする

 

24時間の中で、夜寝ている時が唾液の分泌量が少ないので、口の中のバイ菌が増加しやすくなります。食べかす、歯垢がついたまま寝てしまうと一気に歯垢が増加します。また、砂糖が虫歯菌を増やす手伝いをするのでジュースを飲んだまま寝るとか最悪です・・・。

朝と昼はしっかり歯を磨いても夜はたいして磨いていない人は、虫歯になりやすいです。

 

> 歯を磨いているのに虫歯になってしまった人へ!!応用編

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