パパは困惑?出産後に妻が豹変してしまう理由と対策

結婚して子供が生まれた瞬間に、妻は母へと変わります。本来なら夫も父へと変わる必要があるのですが、お腹を痛めて産んだわけではないので夫という生き物は急には父にはなれないものなのです。

 

知り合いのパパさんに聞いても、

「実感わかないな」って回答が多いんです。

 

母はホルモンの変化はあるが、父はない

 

母は出産と同時に、赤ちゃんを育てるという本能が働きます。育児モードに切り替えるホルモンも分泌され、母乳を飲ませるために体付きも変化していきます。

赤ちゃんの胃腸は小さいので、母乳を少し飲んでは眠り、また飲んでは眠りの繰り返しがしばらく続きます。

夜中でもお構いなしに「おっぱいが欲しい」と催促するために泣きます。

母は、すぐさま目を覚まし赤ちゃんにおっぱいを与えます。そしてまた眠りに付く。そんなことを朝起きるまでに2、3回繰り返します。

 

母はホルモンのおかげで夜中に何度も起きても平気でいられるそうです。

 

一方、父のほうはホルモンなど関係ありません。赤ちゃんの夜泣きで目をさましてしまった朝はとても眠く昼間の仕事に影響が出るくらいです。

私の場合も、赤ちゃんの夜泣きで起こされていましたから気持ちは分かります。2,3ヶ月もすれば夜泣きの声で目を覚ますことも減りましたが、睡眠不足と体調不良で体重は2,3キロ落ちました。

 

 

出産後、母の記憶がすっ飛ぶ

 

知人のママさんに聞いた話です。

出産後、自分の住所が思い出せなくなったというのです。

 

出産後には、「出産手続き」や会社務めしている人は会社に提出する書類など、住所氏名を書く機会があります。そのときに自分の住所が思い出せなくなった経験があるママさんに詳しく話しを聞いてみると、うちの妻にも思い当たる節あることを知りました。

 

出産後は育児モードに突入するため、

脳のシステムも変わり、余計な記憶が消える場合があるそうです。

 

余計な記憶よりも、赤ちゃんのお世話をすることのほうが超重要なため、母は赤ちゃんのことばかり脳みそを使うようになるそうなのです。

 

うちの妻は、出産後、私が話かけても返事をしてくれなくなったり、目を合わせなくなったり、あきらかに変わりました。

これも、育児モード全快のために必要に応じて体が変化したものと思われます。

つまり、夫にかまってられない!という状況です。

 

こっちは普通に話しているのに、なぜかイライラされたり冷たくされたり、小言が増えたり、これは育児モードによる変化なのです。

 

たまに手伝っているアピールをすると切れられる

 

余程の悪い夫でない限り、育児に一生懸命な妻に対して、手伝いたいという気持ちがあることでしょう。

例えば、私の場合は、食器の洗い物を気が向いたとき(週に2回、3回くらい)してあげていました。

自分としては、「手伝っていることに満足していた」のですが、

 

事件が起こりました。

 

ちょっとした口論のついでに、

「俺だって洗い物したり協力してるじゃないか?」と言ってしまったのです。

この言葉に妻は豹変。

「私は、家事は毎日なんだよ!たまにやったくらいで偉そうにするな!」的なセリフを吐かれました。(ちょっと大げさですが・・)

そのとき、なるほどと思いました。

妻は、夫である私が家事を少しくらい手伝う程度では満足していないのだと・・。

 

私が月曜日に皿洗いをするとします。妻は感謝するでしょう。

ただ、火曜日に妻が食器洗いしているときに、私がスマホで遊んでいたらどう思うでしょうか?

イライラするのが普通ですよね。

妻は母に変わって育児モードなのですから、食器洗い以外にもやることはたくさんあります。

それなのに、たまに家事の手伝いをする程度で、「手伝っているアピール」は口が裂けても言ってはいけないことなのです。

 

感謝の言葉を伝える

 

出産後のバタバタが終わり、子供の1歳を超えてくると、妻が育児も家事もしてくれることは、つくづくありがたいことなんだなと実感できるようになってきました。

実体験から得た経験からでる妻への感謝の言葉はとても大切かなと思います。

夫としてではなく父として「いつもありがとう」って言葉で伝えることも必要です。

感謝の言葉を伝えて、妻がどのような反応をしても構いません。

「とつぜん気持ち悪い」と言われるかもしれませんが、気にしてはいけません。

感謝の気持ちを素直に伝えること。それだけでも状況は変わります。

母の大変さを理解してあげる夫になることで、夫婦仲が悪くなる可能性は減ります。

そして、大して重要ではなくなってしまった夫への接し方も変わってくれるかもしれません。

 

食器洗いを毎日するよりも、母の大変さを理解してあげる夫になりましょう。

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