なけなしの100万円を銀行に預けることの愚かさ

銀行預金のメリットって何だろうって考えてみたが、なかなか思いつかなかった。そこで逆説的に考えてみることにした。

例えば、100万円を銀行に預けずに家に置いておくことで、どういうデメリットが生じるのか?想定されるリスクを考えてみた。

 

  1. 火事で燃えてしまうリスク
  2. 泥棒に盗まれてしまうリスク
  3. つい、使ってしまうリスク

 

3つほど浮かんだ。

ということは、この3つのリスクは、銀行に預けることで解消してくれるわけだから、銀行預金のメリットと言える。

ただし、銀行に預けてもお金は増えない。

 

銀行にあずけて、なけなしのお金を寝かし続けてしまうことは、3つのリスクなど些細なことに思えてしまうくらい大問題なのである。

 

貧乏ラットレースから抜け出すためには、お金を増やし続けることが必須で、その変わりリスクを取らないといけない。

 

銀行預金で得をするのはお金持ちだけ?

 

金利1%の定期預金に100万円を預けても、1年後には101万円にしかならない。

10年経過しても110万円・・・。10万円程度のお金ならば1ヶ月もアルバイトすれば誰でも手に入る額である。

少し賢い人ならば、銀行預金などしないで他に使いみちがあるあろだろにと思うのが普通だ。しかし日本人はお金の教育がされていないので、当たり前の事実に気が付かないと言う。金持ち父さん貧乏父さんの著者であるロバートキヨサキも、「気づけ!日本人」と繰り返して警鐘を鳴らしているほどだ。

 

一方、10億円の運用をしようと考えているお金持ちの場合は事情が異なる。

1%とはいえ、10億円もあれば年間で1000万円もの利子がもらえてしまう。

 

お金のリテラシーが低い人が目標としてしまう「働いて年収1000万円(社畜?)」ではなくて、寝ても遊んでも何もしなくても1年後には1000万円が増えているのだ。

 

何がなんでも銀行に預けるのは馬鹿らしいと思っている人は、たいしてお金を持っていない人だから自覚したほうが良い。本当にお金がある人は、自然と安全な運用法を選ぶようになる、銀行の定期預金だって十分考えられる運用先である。

 

リスクを取れ!

 

詐欺コインに手を出してしまうのは流石に良くないが、100万円の貯金があるならば、3分の1の30万円くらいは、ドーンと仮想通貨や株式に投資できる勢いがないと、リスクを取ったとは言えない。

 

最悪30万円を失っても、残り60万円もあるのだし、30万円でもアルバイトで十分稼げる額だ。何度でも再チャレンジできる。

 

30万円もあれば、高級寿司や高級焼肉、高級ファッション、好きなゲーム、男性なら風俗とかにお金を使いたいと思うかもしれないが、いつまでも浪費が優先になっていると、お金は増えてはいかないものだ。

 

私は、健康のために食費にはお金をかけるが、自分自身に必要以上の無駄な浪費はしない。服も靴もみすぼらしくないものさえあれば十分である。ブランド品である必要もない。

 

今の若者は将来年金がもらえるかも怪しいし、国が投資を推奨しているくらいだから銀行預金なんかしていたら氏物価が上がってしまったら生活が苦しくなることは目に見えている。国が仮想通貨を推奨しているかまでは分からないが、たくさん儲けて税金を払ってでも大きな利益を手元に残すことができる可能性が高い。

 

眠っている銀行預金があるのならば、投資に目を向ける勇気が必要だ。

投資した翌日に全額失う確率など低い。だから最初の一歩は勇気しかない。

勇気を持ちましょう!

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