今は亡き、舩井幸雄 氏。

そんな舩井氏の言葉で印象に残っているのは、

 

「コツコツ赤字はいけない」

「コツコツ黒字が良い」

「一時的な赤字は構わない」

 

この3つのフレーズには、戒めというか、深い意味が込められています。

 

たとえば、大儲けしなくても毎年黒字が続けば、10年後20年後にはお金が増えています。

ただ、コツコツだろうが赤字が続けば、長く経営すればするほどお金は失われていきます。

 

リーマンショック級の経済ショックが起こったら?

 

コツコツ黒字体質の会社の場合、一時的に売上が落ちて大赤字を計上してしまったとしても、それは一時的ですから、数年後には再び黒字体質の会社になります。

 

ただ、万年赤字体質の会社は、リーマンショック級の被害に巻き込まれてしまったら、自転車操業にトドメを刺されるわけですから、たまったもんじゃありません。

 

また、万年赤字で一時的に稼いでしまった場合も、たまたまラッキーで稼げただけなので、ブームが去ったり、調子に乗って経営者が間違った方向へ進んでしまったら、すぐに赤字経営に転落してしまいます。

 

一時的な大金を稼ぐのが駄目、一時的な大赤字ならOKという、いっけん変なイメージがありますが。たしかにその通りだよなと思っています。

 

少しの赤字を見逃すことは、早かれ遅かれ、経済ショックに巻き込まれて転落してしまうのですね。そうならないようにしたいものです。

 

あぶく銭を手に入れてしまった人は・・・

 

2017年には仮想通貨で1億円以上の大金を掴んでしまった個人が多数存在します。

その人たちの運命はどうなるのでしょうか?

たとえば、宝くじで高額当選した人の運命って知っていますか?

半数以上が、

 

「大金を手にするよりも以前の生活水準に落ちぶれてしまう」

 

という統計がとれているのです。

 

つまり、大金を手にしなかった時のほうが生活水準が高い状態だったということです。

 

あぶく銭を手に入れること自体は悪いことではないのですが、その使い方が問題なのですね。

高級車を買ったり、マイホームを買ったり、負債ばかりを購入してしまうと、その後のランニングコストがかかり、現金がどんどん減っていきます。

毎年赤字状態が続くわけですから、ラッキーで稼いだ大金がどんどん減っていきます。

 

あぶく銭とはいえ、大金が目減りしていくことは人間にとって辛い経験です。そのうち、「楽して稼げる投資話」などを持ちかけられ、結局、騙されてしまいます。

 

仮想通貨で稼いだ人も、いつまでたってもやめることが出来ずに、稼いだお金で再投資をしてしまいます。結局数年後には税金も加味すればトントンか、下手すれば赤字に転落です。

 

ツイッターで億を稼いだとアピールしていた人が、突然、リアルタイムの資産を公開しなくなるのは当然のことです。

 

命の危険もありますが、実際は、お金が減っているからです。減っていることを積極的にアピールできる人間はあまりいませんからね。

 

コツコツ黒字を目指す!

万が一、仮想通貨で大金を得てしまっても、決して大きな気持にならないように注意したいものです。