N国党の立花氏に児童相談所の闇を訴えたオジ様の主張

参議院補欠選挙に立候補中の立花氏、連日、埼玉県内各所の駅前で街頭演説をしては多くの聴衆を集めている。

そんな人気者の立花氏は、街頭演説でマイクが使えるのが夜8時までということで、演説が終わったあとに集まってくれた聴衆の人たちとマイク無しで雑談をする時間を設けてくれている。

普段は、和気あいあいとザックバランにおしゃべりをしているだが、今回の立花氏は違かった。

 

ひとりのオジ様が立ち話にこう訴えた

「 児童相談所の連中が、子供たちを拉致している 」

「 ノルマがあって、程度の低い虐待でも無理やり保護している」

「児童相談所こそ既得権益だ」

 

このような訴えに対して、立花氏は「自分が知っている情報と違う、児童相談所の人たちは一生懸命頑張っている、虐待されている子供を救えなくて世間からバッシングを受けながらも必死にやっている、そんな人達に対して、そういうことを言うな、私とは意見が違うからもうやめましょうこの話」

このような内容を返答したが、オジ様は納得していないようで・・・立花氏は「もう帰って下さい」とお願いする状況となってしまった。

 

多分ですが、このおじ様は、児童相談所の闇について暴露している医者の内海聡のユーチューブ動画や書籍を読んだのだと思う。もしくは本当に、身近な人で「虐待なんて見に覚えがないのに児童相談所に保護されてしまった親御さん」の知り合いがいるのかもしれないが、立花氏に対して何をしてほしいのか?何を求めているのかが不明だったため、最終的には「自分が児童相談所で働きなさいよ、山本太郎さんが話を聞いてくれるのなら太郎さんのところに話を持ちかけなさいよ」と立花氏に言われて、オジ様が玉砕してしまいました。

 

たしかに、児童相談所にも問題はあるとは思います。

ノルマがあるかどうかは分かりませんが、子供たちを保護する人数はある程度上限が決めれていると思います。そうでないと職員が足りないですし、子どもたちを預けておく場所が足りません。

たとえば1つの施設所に子供が30人保護できるならば、無理して40人とか50人とか保護しようとはしないでしょう?もしかしたら他の児童相談所と連携して遠い県とかに保護してもらう可能性もありますが、どこの児童相談所も定員オーバーだったら受け入れてはくれないでしょう。

 

児童相談所には、毎日匿名で虐待情報が入ってくるそうです、匿名なので本当の可能性もあるし嘘の情報も紛れ込んでいるはずです、通報が入った子供をすべて保護することは現実的に無理でしょう。

もしも虐待でなければ訴えられてしまう可能性もあるからですね。(実際は児童相談所の権力は強いので裁判での勝ち目はない?)

 

児童相談所としては、子供を定員いっぱいまで保護していない状況で「虐待による死亡事故」が起こったら世間から批判を浴びるのは目に見えていますので、極力多くの子供を保護したいと思っているはずです。とりあえず子供を保護しておけば仕事はしている風には世間から見えますし、定員いっぱいになればそれだけお金(予算)が入ってきますので運営を続けることができます。

 

児童相談所の人たちは相当きつい仕事を日々していることになります。虐待がなくなることは正しいことですが、虐待の恐れがないのに過剰に保護をしてしまう事実があることも国民は知っておかないといけませ。全国には「虐待していないにもかかわらず児童相談所に保護」されてしまって裁判を起こしている人たちもいます。

虐待している人も「私は虐待はしていない」と同じことを言うので・・・真実は本人しか知らないということになってしまいます。冤罪に巻き込まれてしまうようなものです。やっていないことを証明することがいかに大変か?当事者にしかわからないでしょう。

 

立花氏に訴えていたおじ様も児童相談所についていろいろ知識があったのでしょう、気持ちはわかりますが、児童相談所を何とか追求したいのならば自分が選挙に出るか、立花氏ではなくて動いてくれる政治家に働きかけたほうがオジ様にとっては良いことだと思います。

 

立花氏はNHKをぶっこわしたらお役目は果たすわけですから児童相談所改革までは手が出せないと思います。

 

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