2021年10月28日、アルデプロの株主総会が行われた。
この記事では株主質問に対してのアルデプロの回答をざっくりと書いていこうと思う。
【順不同、録音禁止だったため、一部解釈が違う場合があります】
■優待はないの?
過去に優待を行ったが問題が発生して今はもうやっていない。株主還元のために自社株買いと配当のほうを重視したい。
優待の可能性0%(独自判断)
■自社株買いは今後も行うの?
総合的に勘案して今後も継続的に行っていきたい
自社株買いの可能性90%(独自判断)
■自社株は消却するのか?
将来的に消却を考えている
消却の可能性80%(独自判断)
■公言していた配当性向30%をなぜ取り消したのか?
今は、足元を固めるための期間であり、今後発表する中長期計画のためにも大事な時期。配当性向30%を絶対に行わないというわけではないが、今後は無配を避けて、安定配当に努めていきたい。上場企業なので無配は避けたい。
安定配当の可能性75%(独自判断)
■今の株価についてどう思うか?
当社の実態に基づくと、今の株価は安いと思っている。
■テレワーク等でオフィスの空室率が高まっているがアルデプロの業績に影響はあるのか?
大企業が大規模テレワークを行うようになり、大きくて家賃の高いオフィスから中規模のオフィスへ移転している傾向がある。アルデプロはそのような中小規模のオフィスをターゲットとしているため、むしろ追い風となっている感じがする。売り上げの70パーセントは、当社が土地建物の権利調整をしたのちにデベロッパーに転売するビジネスのため、テレワークによる影響は少ないと考えている
秋元氏による回答の信頼度100%(独自判断)
■株主総会終了後、役員たちがすぐ退出するのではなくて、株主と雑談をしてほしい。
コロナウィルスの影響で本総会の後は退出させていただくが、来年以降はひとつのご意見として検討していきたい。
まとめ
参加者は、ざっと20人くらいだろうか?そのうち4-5名の人が質問をしたという感じだった。会場の雰囲気は荒れることなく静か。椎塚社長による説明が15分程度、質疑応答に40分程度行われ、決議されて終了となった。
質疑応答を拝見していて、代表取締役の椎塚氏だけでなく、秋元氏の回答も落ち着いて安定されていた。
業績も安定してきており、今後3年間、本当に業績が面白いことになりそうは気がした。
2020年7月期末までには3か年経営計画を公表することが決まっていて、強気の内容である可能性が高い、そのため急騰する可能性が高い。
ただ、短期的には下落の可能性もあるので、30円台とか・・・安くなったらチャンスだし、今のうちにコツコツ買い増しを検討したい。
↓ 昔書いたアルデプロの記事も参考にしてくださいね。
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