野村證券の信用取引金利が0.5%で最安値。コスパ最高

信用取引で損をしないためには、取引手数料ではなくて、支払い金利や見えない手数料を考慮する必要があります。

そこで、コロナ渦で業績を伸ばしているコーナン商事(例・1株1万円を100株で100万円分とする)を制度信用、一般信用でそれぞれ1年間保有した場合のコストを計算してみました。

 

比較した証券会社は、金利が安いことで有名な3社。

 

  1. むさし  制度金利1.35 一般金利2.35
  2. 東海東京 制度金利0.90 一般金利2.20
  3. 野村   制度金利0.50 一般金利0.50

 

比較するまでもなく、野村が一番安そうですが、信用取引はその他にも見えない手数料があるので総合判断をする必要がありますね。

 

1年間保有して、売却した場合のコスト

 

制度信用の場合

むさし 支払い金利13500円

東海東京 支払い金利9000円

野村 支払い金利5000円

 

一般信用の場合

むさし 支払い金利23500円

東海東京 支払い金利22000円

野村 支払い金利5000円 

その他手数料を含めたトータルコスト

 

 

制度信用の場合

 

むさし 支払い金利13500円 +管理費1320円+名義書換料220円(四半期ごと55円で計算)+売買手数料1408円(往復を2セット)

東海東京 支払い金利9000円 +管理費1320円+名義書換料220円(四半期ごと55円で計算)+売買手数料1452円(往復を2セット)+口座管理手数料3300円(免除制度もあり)

野村 支払い金利5000円 +管理費1320円+名義書換料220円(四半期ごと55円で計算)+売買手数料2096円(往復を2セット)

合計

むさし 16448円(1.6%)

東海東京 15292円(1.5%)

野村 8636円(0.8%)

 

 

一般信用の場合

 

むさし 支払い金利23500円 +管理費1320円+名義書換料220円(四半期ごと55円で計算)+売買手数料704円(往復)

東海東京 支払い金利22000円 +管理費1320円+名義書換料220円(四半期ごと55円で計算)+売買手数料726円(往復)+口座管理手数料3300円(免除制度もあり)

野村 支払い金利5000円 +管理費1320円+名義書換料220円(四半期ごと55円で計算)+売買手数料1048円(往復)

合計

むさし 25744円(2.5%)

東海東京 24266円(2.4%)

野村 7588円(0.8%)

 

 

信用取引、長めの保有目的ならば

ダントツ 野村ですね。

 

ただし、個人口座限定なので、残念ながら法人口座では、この安い金利の恩恵を受けることは出来ません。とくに野村には、法人口座に対して今後の改善に期待したいところです。

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