ビットコインなどの暗号通貨を売買して得た利益は、いったい譲渡所得なのか?雑所得なのか?どちらか曖昧な雰囲気だったのが、税務署の見解が概ね決まったようですね。
2017年の1月1日から12月31日まで得た最終利益については雑所得で申告するのが濃厚のようです。
ツイッター上には自称も含めて多くの1000万円以上の含み益を得ている人たちがいますが、個人の場合は含み益までは課税されないので、安いときに買ったまま気絶法でほったらかしている状態ですと課税されません。
あくまでも本当に気絶していた場合に限りますが・・・
ところが、多くの人は、値上がりしたときに半分売ったりしてしまうのです。決済してしまうと課税対象となりますので来年の2月に確定申告をする必要が出てきます。
長期投資目的で保有していたはずの人たちも一度高騰した資産が目減りしてくと耐えきれず処分してしまうのですね。プロスペクト理論と言いますけど、人間なら誰しも目先の利益を取りに行ってしまう行動をしまうのです。
稼いじゃった人は潔く税務署へ相談を!
一般的なサラリーマンの場合、年間で20万円の利益を超えた場合は申告です。
以前のブログでも書きましたが、脱税がバレるケースで意外と多いのは密告だそうで、恨まれている人は要注意です(笑)。また、インターネット上で収支を公開している人たち、(例えばツイッターやブログを利用している人たち)は、密告がなくても税務署が常に監視していますからバレますね。ですから稼いじゃった人は早めに相談に行っておいたほうが良いかと思います。
FXがブームになったときに4億円稼いだ主婦が脱税で逮捕されるなど世間を賑やかしました、暗号通貨もこれから見せしめ脱税逮捕者が出て来ることは安易に想像が出来ます。
税務署に事前相談をする場合は必ず相談した相手の名前をメモに記しておくと良いです。そうすれば後々、悪質な納税者として扱われない可能性も高まります。
税務署は、所得を隠す間を最低な奴だと思っています。ビットコイン→アルトコイン→ビットコインでも課税されると想定して申告をしたほうが良いかもしれません。
来年の2月以降に面白いことが起こる
暗号通貨に限らずFXや株式投資のブログなどを拝見していますと、1億、2億と稼いでいることをアピールしている人たちは本当に多いです。
そんな人達が来年の2月に確定申告をするわけですが、中にはしない人たちもいます。どんな人たちかといいますと、実際に稼げていない人たちです。
ネット上では稼いでいるアピールをしているのに、それが嘘だから確定申告する必要がないのです。
私なんかは暗号通貨遅れ組なので、たいした資産は増えていません。とりわけzaifトークンの上昇で20万円以上の含み益こそありますが、短期売買は一切していないので暗号通貨のためだけの申告は必要はありません。
暗号通貨ではなくて、他の事業で稼いでいるので申告義務はありますが・・・
個人の場合は節税対策に限界があります。たいていは脱税になってしまうので要注意!稼いだ分は正直申告して税金を払ってしまいましょう。それが嫌なら投資はしないほうが良いのです。
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