多くの人は1回の歯磨きは3分以内に終えてしまうのではないでしょうか?
歯ブラシしているだけの人は歯垢除去率は10~30%程度にすぎない
今までの私のパターンでした。歯ブラシしか使わない、しかも毛先が広がっても使い続け、歯磨き粉もたっぷり、つまり、典型的な磨いたつもりタイプでした。
歯ブラシだけだと、歯と歯の間、歯茎と歯の間がほとんどみがけていません。磨き残しがあるところは歯垢がたまりバイオフィルムが形成され虫歯へと発展してしまいます。
歯磨きする時間も1,2分、たまに歯が痛いときなど頑張って3分位磨いていましたが・・・
下手くそな磨き方で頑張っても歯茎を痛めるだけ・・
しっかり歯磨きをしても、歯並びが相当良くて余程上手にみがけない限り歯垢除去率は10~30%程度にしかならないので、歯磨きをする時間を10分とか長くすれば磨けるのではないかと勘違いしている人も多いようですが、絶対にやめて下さい!
2,3分で歯垢が落ちない磨き方をしている人が10分以上磨いても歯茎を痛めるだけで歯垢はほとんど落ちないのです。
つまり、歯ブラシだけでは磨きやすいところだけ磨き続けているだけで、歯ブラシが当たらないところは10分磨こうが絶対に当たらないから歯垢除去率は変わらないという結果になるのです。
歯は4面あることを忘れないで
歯には、表面、裏、左わき、右わきの4面があります。皆さん歯の表面はゴシゴシ強すぎる位磨くので歯垢が落ちやすいのですが、歯と歯は歯ブラシが届きません。
歯間がみがけてないとうことは、歯の総面積の50%はみがけていないことになります。
虫歯の原因の大半が歯間から発生している事実からしてみても、みんな歯間に歯垢がたっぷり残っているのです。
そりゃ、口臭は発生するし、虫歯や歯周病に発展しますよね。
歯間の歯垢を取るためにはデンタルフロスが活躍します。フロスならば歯ブラシが届かない場所でも確実に届きます。
> デンタルフロスで口臭が消えた!おすすめのフロスや使い方などの記事はコチラ
今の時代、デンタルフロスしない人は、口の中に「うんち」を付けているようなものです。
外国人から日本人の口の中が臭いと言われているのは、歯磨きはするけどフロスをしないからでしょう。
歯垢除去率80%~90%を目指そう
通常の歯ブラシだけだと上手にみがけて30%しか歯垢が取れません。フロスを使うことで50%以上になります。さらに歯垢染色液で歯垢がついている箇所を赤く染めていつも磨き残しになってしまう箇所を確認し、その場所は特に注意して磨くように心がければ80%以上も可能になります。
残りの10~20%は、信頼のできる歯医者にを頼るしかないかと思います。歯の定期検診は年に数回で良いと思います、毎日しっかりと歯垢を落とせていたら虫歯も進行しないでしょうし、仮に虫歯になってしまったとしても簡単な処置で済みます。
普段の歯のケアがとても重要なんですね。
いつまでも、今までの磨き方でダラダラ磨き続けていると、歯はボロボロになりますよ。歯ブラシも変えて、フロスを使って、磨きかも変えていきましょう。
お金はあるけど歯はボロボロの人生なんて寂しすぎますからね。
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