結論から言うと、
「長期前受収益」として負債に計上しているからである。
長期前受収益とは?
サービスの提供が後だが、お金は先に貰っておく!!という画期的な収入のこと!!!
住宅の保証というサービス販売し、前払いで保証料を頂いているが、実際に保証サービスを提供するのは1年以上先であるのが常であるため、
売上が上がった期に全額を売上としては計上せず、例えば売上を10分割して1年毎に計上するといった具体である。
つまり、
お客様から先に100億円を受け取りをしたら、
それを10年で割って、毎年10億円の売上を計上するということになる。
損益計算書上では売上が小さく見えるが、実際にはそれ以上の現金が会社手元に入ってきている状況である。
実際の長期前受収益は、
2016年6月末では約16億だったのが、
2019年6月末には36億円にまで増加している。
【追記】
2020年6月末には44億円、
2021年6月末には55億円、
2022年6月末には70億円にまで増加している。
これが翌期以降のストック売上につながるのだから、よほどのことがない限り、売上減少はないだろう。
もちろん、
販促費が大幅に上昇すれば減益にはなるだろうが、それも一過性のもので、長期になればなるほど安定した業績が見込めると思われる。
1000円台の株価のうちに買っておきたい銘柄である。
【2021年6月16日現在】
1000円台だった株価が、あと一歩で3000円に到達するほど上昇を継続しています。
日本リビング保証のすばらしさが、投資家に認知されてきた証拠でしょう。
3000円の次は5000円突破を目指してもらいたいですね。
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