いつも怒っていたり、愚痴を言っている人っていますよね?そんな人のことをアドラー心理学的では、「大声を上げたいために怒りという感情を利用した」と表現します。
どういうことかと言いますと、
例えば、自分の主張が相手に通らないとします、「何で俺の言っていることが分からないんだ!」と怒りたくなる気持ちは、分からないでもありませんよね?
ただ、自分の主張が通らなかった場合には、怒り以外の選択があるはずです。もっと詳しく説明したり、時間を少し置いてあらためて主張してみたり、どうして分かってくれないかを相手に聞いてみたり、いろいろ手段があるわけですが、怒っている人は、それらの選択の中から「怒り」を選んで大声を張り上げて主張を通そうとしただけなのです。
説明が難しいですが、
一般的には、
主張が通らないから怒る
ですが、
アドラー心理学的には
怒ることで主張を通そうとする
混乱しそうですが、何となく理解できます?
ざっくり言えば、すぐ怒る人というのは、
怒りという感情を利用して、自己満足を得ようとする人ってことですね。
そんな人とは、付き合いたくないですが、アドラー心理学を学ぶこことで他の選択があることを理解すれば人間性をガラっと変えられそうな気がします。
本を読むことって、本当すばらしい!、日々勉強になります。
コメント