『家庭教師派遣業シリーズ⑦』

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家庭教師派兼業のA社で働いている間に、いろいろなことを学んだ。とくに、子供に勉強して欲しいと思っている母親と、勉強したくない中学生の間に入ることで、「この中学生を私が何とかしてあげないといけない!」という責任感を持てたことは自分にとってプラスだったと思う。

母親のニーズと子供のニーズを合致させて、最終的に「家庭教師をやる!」と、中学生が言ってくれる瞬間は、何度経験してもうれしいものでした。

たしかに契約をとれば私のところにお金が入りました、しかしお金は結果です。お金を手にする前にやるべきことを一生懸命やっていました。

家庭教師業界は、悪い噂もあります、高い教材を売りつけるだけの会社とか、悪質な会社もあります。しかし、ほとんどは、真面目にやっている会社が多いのが実態です。

今まで、勉強嫌い!と言っていた中学生が、私たちが説明しに行くだけで、「勉強する!」と言ってくれるのですから、これほどすばらしい仕事はないと当時は思っていました。

完全歩合で、契約を取れなければタダ働きとなる世界でしたが、私にとって本当に良い経験になった仕事だったと思います。

 

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