貧血の原因はたんぱく質不足だった。
貧血とは、血液の中にヘモグロビンの量が不足している状態のこと。
朝礼で校長先生の話を聞くために、ずっと立たされている生徒が貧血で倒れてしまうケースは全国でも多いですよね。貧血は酸素不足ですから、酸素が足りないせいで意識がボーとしたり、筋力の低下が起こって、その場で倒れてしまうんですね。倒れた生徒は顔色も真っ青になっていることでしょう。
貧血は、女性に多いと言われていますが、女性は男性よりも食べる量が少なくて、ダイエットブームですから、どうしてもたんぱく質が不足しがちなんですね。ダイエットするならたんぱく質もしっかり取りながら実践しないと、顔色が悪くなったり体力が落ちたりと、不健康な体になってしまいます。
そんな貧血ですが、たんぱく質を上手に補ってあげることで解決できるのです。
あれ?貧血対策は、鉄不足じゃないの?と思った人は、勉強されていますね。
たしかに、ヘモグロビンの量を増やすために鉄を補うことが今まで常識とされていました。
そもそも、ヘモグロビンとは、ヘモとグロビンで構成されていて、酸素を運ぶ、超重要な役割を果たしています。それで、ヘモグロビンの名前の由来なんですが、
ヘモ ⇒ ヘム鉄
グロビン ⇒ グロビン(たんぱく質)
意外とシンプルなネーミングですよね。
ヘモが足りないなら、ヘム鉄を飲めばいいじゃないかってことで、サプリメントや鉄の錠剤が存在しています。
ただし、ヘム鉄だけ補っても、ヘモグロビンが増えないことは常識なんですね。
妊婦さんが、検診のときに鉄分不足と診断されると鉄の錠剤を処方されます。
鉄を補うだけであって、貧血を治すためではないことを理解しておいたほうが良いでしょう。
西洋医学のお医者さんは悪くありません。マニュアルでそうなっているので処方するだけです。足りないものは与えて補うのが西洋医学の基本です。
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貧血対策は食事の見直しから始める
貧血は、たんぱく質不足から起こる症状ですから、食生活の改善が一番の対策になります。
私が積極的に食べているたんぱく質を含む食品
- 卵
- 魚(秋刀魚、いわし、あじ)
- 肉(豚、とり)
- 納豆
卵は、たんぱく質補給には最強なのですが、アレルギーが発生しやすい食べ物でもあります。卵だけ摂取しないようにして、肉や魚、大豆などから満遍なく摂取すると良いでしょう。
私は、一時期、卵は体に悪い説を信じていました。しかし、たんぱく質がヘモグロビンを作り出したり、丈夫な血管を作るなどしてくれるため、自然食品である卵からたんぱく質を摂取する大切さも知りました。
ただ、肉や魚、卵などからたんぱく質を摂取することでガンが発生しやすくなると述べている書籍もありますので、今のところ、卵は食べるけれど過剰に摂取しないことにはしています。
もしもたんぱく質不足で血管がもろくなったら、血管が破裂して脳出血にでもなったら嫌ですからね。貧血どころの騒ぎじゃなくなります。
貧血ぎみの人は日本人に多いそうですが、鉄分補給のためにサプリメントを飲み続けても根本的な解決にはなりませんので、ぜひたんぱく質をいつもよりも多めに摂取することを心がけてみてくださいね。
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