zaifトークンで100万円の確定利益が発生した場合、いったいどのくらいの税金等がかかるのか、ざっくりですが計算してみたいと思います。

 

想定人物

月収30万円(年収360万円)
ボーナスなし
独身、一人暮らし、40歳未満
社会保険なし
マイホームなどの不動産資産はなし
生命保険非加入

 

では、計算をスタートします。

まず、収入から控除と言われる経費のようなものを引き算していきます。

 

全員が引くことができる基礎控除額 38万円
※面倒なので40万円にしますね。

360万円-40万円で

所得が320万円に下がりました。

 

次に、給与所得控除という、会社からもらった給料に対しての控除を引いていきます

 

年収360万円の場合
給与所得控除額収入金額×30%+180,000円 =126万0000円を引きますので

 

所得は194万円になりました。

 

さらに、支払い済みの社会保険料控除も引いていきます。

 

国民年金保険料 約20万円
国民健康保険 約25万円(地域差は大きい)

 

すると、所得は149万円まで減りました。

 

所得が195万円以下の場合の税率は5%なので、

149万円×5%で7.45万円

市県民税は一律10%なので、14.9万円となります。

合計で、22万3500円の税金となります。

ここまでの税金は会社で天引きされていることが多いですね。

 

 

zaifトークンで100万円の確定利益が発生した場合、

 

所得に100万円が上乗せされますので、149万+100万で

249万円の所得になります。
※暗号通貨などで得た雑収入は給与所得ではないので給与所得控除はありません。

 

195万円を超え330万円以下の所得の場合、10%(控除97500円)になりますので、

249万円×10%-97500円で15.1万円

市県民税は一律10%なので24.9万円

合計で40万円となります。

従いまして、40万円ー28万3500円の116500円の税金を追加で支払うことになります。

 

年収360万円の人がzaifトークンで利益100万円を得た場合、11万6000円の税金(所得税+市県民税)となります。

比率にして11.6%の追加納税なのですが、

 

さらに、国民健康保険料が約25万円から40万円にアップされますので、15万円の追加出費がでます。ですので100万円に対して26万6000円ほどの追加税金がかかるということですね。

 

年収360万円の人がzaifトークンで利益100万円を得た場合、おおよそ73万円まで目減りする結果となります。

約30%かぁ・・・大きいな

 

家庭によっては、これだけでは終わりません。

 

子供を保育園に預けている人は、保険料がアップ!

 

上記のパターンは独身者を想定していましたが、結婚して子供もいて保育園に預けている家庭は痛い出費が増えます。

保育料は、市県民税額で決められる市区町村が多いの、当然ですが市県民税を多く払えばそれだけ保育料も上がるわけです。

例えば、某市区町村の場合、市県民税が10万円アップすると、年間で20万円から25万円程度も保育料が上がります。

 

zaifトークンで利益100万円を得た場合、独身者は73万円に目減りする結果となりましたが、子供がいて保育料が上がってしまう家庭の場合は実質50万円前後も税金やら保育料やらでもっていかれるわけですね。

 

夫の社会保険の扶養に入っている人は、100万円以上稼いでしまうと扶養から外れることを心配しているかもしれませんが、

 

FXや株、暗号通貨、宝くじなどの所得は、偶然得た利益とみなされる可能性が高く、たとえ200万とか300万円稼いだとしても扶養から外れる可能性はないとされるケースが多いようです。※夫の所属する社会保険事務所ごとに解釈の違いがあります。

もしも扶養が外れると、国民年金が年間20万円、健康保険料も10万円ほどかかってきますから合計で30万円もっていかれます。

夫に内緒で投資をして利益をあげてしまった人は早めに夫に告白してしまいましょう。

 

結論、

年収360万前後の人でzaifトークンで100万円の利益を確定したら、

所得税と市県民税で11万6000円ほど
国民健康保険料で15万円ほど
保育料のアップが20万から25万円ほどかかります。

ですから、多い人で50%位は実質的に減りますから、100万円勝ったからと言って100万円を豪遊で使い切ることがないように、きちんと資金管理はしておいたほうが良いということですね。

 

私個人的には、今の暗号通貨の税制でわざわざ100万円程度の利益のために確定利益してしまうメリットはあまりないと考えています。

ただ、今後暗号通貨全体が暴落をしてしまった場合だけは早めの利益確定したほうが良かったということになりますが、それはそれで結果論だということです。

結局ですが、含み益が出ようが放置できる精神力を鍛えるか、負けたら困る生活費で投資をするのではなくてあぶく銭でやるのが理想ということですね。